8月の終わりに、大分県臼杵市にある、
国指定天然記念物|風連鍾乳洞に行きました。
あたり一面湿気が多くって、
カメラのレンズがすぐに曇ります。
お写真も曇ったレンズで撮ったので、少し幻想的?
売店から入って、風連鍾乳洞に続く道は
自然がいっぱいで、お写真はありませんが沢ガニが歩いていました。
やっぱり湿気で、幻想的にお写真撮れています。
この山道を見ると、どれぐらい続くのかちょっと不安でした(笑)
でもワンコも無事辿り着きました。
鍾乳洞の中から外に向けて撮った画像です。
売店のおじさんに聞いていたように、
鍾乳洞の入り口を入ったところの上を見ると
コウモリが沢山ぶら下がっていました。
ライトを当てると、飛んできたらどうしよう!
すご~く心配でしたが、その心配は取り越し苦労に終わりました。
この後も、コウモリが沢山ぶら下がっている場所がいくつかありました。
鍾乳洞の中はひんやりしていましたが、
やはりすごい湿気で、癖毛の私は髪の毛がクルクル・・・
鍾乳洞を進んでいくと、「亀さん」という鍾乳石があり
ほんとうに亀のような形をしているので驚きました。
そしてちりめんのような模様の、ちりめん土手。
瑞雲の滝
腰折の滝
布引の滝
不老の滝
そして音無の滝ですが、
残念ながら、お写真がピンボケでした・・・
音がしないのに、滝のようになっているので、
音無の滝と名付けられたようです。
鍾乳洞の中には、いろいろな名前が付けられた滝が沢山ありました。
更に進んでいくと、いちばん最後にホールのような広い空間があります。
そこにガイドのおじさんがおられ、いろいろ説明してくださりました。
その場所は、竜宮城と名付けられていました。
この広場のような場所の周りにも囲いがしてあり
底をのぞくと、真っ黒な大きな穴が開いています。
説明によると、その深さは計り知れなく
何かを落としても、最後に落ちた音を聞いた人がいないくらいの深さなんですって。
その話を聞いて、少し足がすくみました。
竜宮城には、たくさんの鍾乳石があります。
おじいさん・おばあさん
観音様
大だるま
幽香連峰
そして仙人の庭などがあります。
上を見上げると、壮大なヘリタイトの鍾乳帯が
自然の偉大さを物語っています。
この上にもまだまだ鍾乳石がありましたが
怖くって登れませんでした。
この階段の下は、落ちたら音が聞こえないほどの深い穴なんですもの、
それを考えると、登るのが本当に恐ろしくて行けませんでした。
日本の三大鍾乳洞は、岩手県の龍泉洞・山口県の秋芳洞・高知県の龍河洞ですが、
こちらの大分臼杵市の風連鍾乳洞は、日本一美しい鍾乳洞と言われているのに
三大鍾乳洞に数えられていないのが不思議なくらいです。
自然により、ゆっくりと作りだされた、
手つかずの自然の鍾乳洞は、自然の偉大さに圧倒されるほどの美しさです。
大分県と言えば、日本屈指のおんせん県。
しかし臼杵には温泉は何年か前に1つ掘り当てられただけなんですよ。
臼杵市は岩盤の上にあるために、とっても堅く
2016年4月の熊本大震災の時も、確か震度5でしたが
被害が無かったのは岩盤の上にあるというかららしいです。
臼杵市には温泉が1つですが、こんなに素晴らしい風連鍾乳洞があります。
別府温泉・湯布院などに来られた時には
絶対に立ち寄ってほしい素晴らしい場所です。
名称:風連鍾乳洞
住所:〒875-0351 大分県臼杵市野津町大字泊1632
電話番号:0974-32-2547(有)風連鍾乳洞観光協会
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